健康診断の注意事項

健康診断受診票
受診する前に、記載されている氏名、フリガナ、性別、生年月日に
誤りがないかご確認いただき、問診欄へのご記入をお願いいたします。万が一誤りがあった場合は受診票へ訂正箇所が解るように赤字等で訂正のうえ、健診当日当院スタッフへお申し付けください。
一般的注意事項
21時(夜9時)までに消化の悪い物、脂肪分の多い物、アルコールを避けた食事を済ませてください。また、21時(夜9時)以降は一切、食事を摂らないでください。健診当日は朝から絶食となります。
少量(コップ1杯程度)の水・お茶など糖分の入っていない飲み物は
摂取可能です。牛乳・スポーツドリンク(ポカリスェット等)やジュースなどの清涼飲料水・ガム・飴なども検査数値(血糖・中性脂肪・肝機能ほか)に影響を与えます。
また、健診を受診するまでは禁煙となります。
☆現在治療中でお薬を飲まれている方は、血圧を下げる薬・心臓の薬
は受診当日健診受診の2時間前までにコップ1杯(約200ml)の水
で飲んできてください。
その他の薬については、主治医にご確認ください。
尿検査
女性の方で生理中の方は、当院スタッフへお申し出ください。
*生理中の場合、尿潜血検査は実施いたしませんのであらかじめご了
 承ください。
胸部レントゲン検査
*妊娠中または妊娠の可能性がある方は受けないでください。
金属(ネックレス・下着など)やボタン、プリント付Tシャツは着用しないでください。
心電図検査
胸部、手足首に電極を付けますので、ネクタイ、ストッキングは
事前に脱着しておいてください。
視力検査
コンタクトレンズを付けている場合は、視力担当スタッフにお申し出ください。普段、眼鏡を使用されている方はご持参ください。
聴力検査
*補聴器を使用されている方は検査できません。
聴力(オージオメーター)検査中は、周りにおられる方々はお静か
に願います。雑音があると検査音が聞こえなくなります。
胃部レントゲン検査
(胃透視検査)

(検査前夜)
21時(夜9時)までに消化の悪い物、脂肪分の多い物、アルコールを避けた食事を済ませてください。また、21時(夜9時)以降は一切、食事を摂らないでください。
(検査当日)
当日は絶食でお願いします。たばこ・ガムも厳禁です。 胃壁を刺激し
て、胃液がたくさんでてしまい、胃壁に造影剤がつきにくくなり、
精密検査が必要という結果になることもありますので 検査が終了す
るまでは、食べたり飲んだりたばこを吸ったりしないで下さい。
☆受診前になるべく排便を済ませておいてください。
便潜血検査
*なるべく提出日に近い日にちに採取して冷暗所に保管してくださ
 い。(最長5日以内で要冷暗所保管)時間が経ち過ぎると正確な結果
 が出なくなります。
 提出の際は、容器および袋に採取日と氏名を必ずご記入ください。
腹部超音波検査
前日の21時(夜9時)までに消化の悪い物、脂肪分の多い物、アルコールを避けた食事を済ませてください。また、21時(夜9時)以降は、検査が終わるまで一切、食事を摂らないでください。
乳房超音波
マンモグラフィと乳房超音波検査では見えてくるものが違います。 マンモグラフィは石灰化を作るがんに対して非常に有効です。 一方、乳房超音波検査はしこりを作るがんに対して有効です。 両方お受けいただくのが理想ですが、どちらか一方をお受けいただく場合は年齢を目安としてください。 若い方は一般的に乳腺が多いため乳房超音波検査が向いています。
・30歳代の方 … 乳房超音波検査
・40歳代の方 … マンモグラフィと乳房超音波検査を毎年交互に
・50歳以上の方 … 年に一度マンモグラフィと乳房超音波検査
子宮細胞診
(自己採取法)

説明書をご参照の上、検査容器に事前に自己採取してお持ち下さい。
なお、生理中・生理直後に採取した細胞では検査できませんので、
完全に出血が止まって1週間経ってから採取して下さい。

午前の時間帯で健診を受診される方へ

健診前日夜9時以降 健診当日起床から健診終了まで
食事
絶食
絶食
水分
摂取可能
絶飲
健診の2時間前までであればコップ1〜2杯の水に限りお召し上がりいただけます。
お酒
禁酒
禁酒
煙草
喫煙可能
禁煙
お薬
服用可能
心臓病、高血圧症の
薬のみ服用可能

午後の時間帯で健診を受診される方へ

健診当日は制限がございます。お食事は、受付時間の6時間前までに、消化の良い軽い物でお済ませ下さい。

健診当日受診8時間前まで 健診当日受診8時間前から健診終了まで
食事
消化の良い軽い物で
お済ませください。
絶食
水分
摂取可能
果肉等の固形物入りの
飲料はご遠慮下さい
絶飲
健診の2時間前までであれば
コップ1〜2杯の水に限り
お召し上がりいただけます。
お酒
禁酒
禁酒
煙草
喫煙可能
禁煙
お薬
心臓病、高血圧症の
薬のみ服用可能
心臓病、高血圧症の
薬のみ服用可能

胃部レントゲン(胃透視検査)検査 受診時の注意事項

胃部レントゲン検査を受診できない方

 ●妊娠中または妊娠の可能性がある方
 ●現在、胃の病気で治療中または経過観察中の方は胃部レントゲン検査を受ける必要がありません。
 ●体調不良の方
 ●過去に造影剤を飲んでアレルギーや体調を崩された方

午前中に受診される方へ
1.胃部レントゲン検査前夜
●22時(夜10時)までに消化の悪い物、脂肪分の多い物、アルコールを避けた食事を済ませてください。また、22時(夜10時)以降は一切、食事を摂らないでください。
2.検査当日
●健診当日は絶食でお願いします。たばこ・アメ・ガムも厳禁です。 胃壁を刺激して、胃液がたくさんでてしまい、胃壁に造影剤がつきにくくなり、精密検査が必要という結果になることもありますので 検査が終了するまでは、食べたり飲んだりたばこを吸ったりしないで下さい。
●受診前になるべく排便を済ませておいてください。
●現在治療中でお薬を飲まれている方は、血圧を下げる薬・心臓の薬は受診当日朝6時00分までコップ1杯(約200ml)の水で飲んできてください。その他の薬については、主治医にご確認ください。
午後に受診される方へ
1.胃部レントゲン検査前夜
●前日夜の食事は、消化の悪い物、脂肪分の多い物、アルコールを避けた食事を済ませてください。
2.検査当日
●当日7時頃までに具なしのスープやジュースを摂っても構いません。(固形物入りは摂らないで下さい)それ以降は一切、食事を摂らないでください。
●当日7時~11時までは、ミネラルウォーター(水)等を少量飲んでも構いません。
(牛乳・野菜ジュース・糖分を含んだ飲み物は摂らないで下さい。
●検査当日の8時以降は、ガムやアメ等は摂らないで下さい。
●糖尿病で治療中の方は、なるべく午前に検査を受けて下さい。
●現在治療中でお薬を飲まれている方は、血圧を下げる薬・心臓の薬は受診当日検査2時間前までコップ1杯(約200ml)の水で飲んできてください。その他の薬については、主治医にご確認ください。
夜勤明けの午前中に受診される方へ

1.検査の8時間前までに消化の良いものをお摂りください。

検査3時間前まではコップ2杯(200ml)程度の水は飲んでいただいて結構です。以後は検査が終わるまで飲んだり食べたりしないでください。(タバコ・ガム・アメ類も不可です。)
現在治療中でお薬を飲まれている方は、血圧を下げる薬・心臓の薬は受診当日検査2時間前までコップ1杯(約200ml)の水で飲んできてください。その他の薬については、主治医にご確認ください。

午前受診・午後受診・夜勤の方への共通注意事項!

午前、午後または夜勤明けに胃部レントゲン検査を受けられる方はいずれも、この注意事項に記載されている食事制限を必ずお守りください。胃のなかに食べたものが残っている(食物残渣(しょくもつざんさ))と検査ができなくなったり、少量残渣の場合、ポリープと区別がつかなくなってしまいます。
正確な検査を受診されるためにご協力をお願いいたします。

受診後の注意事項!

※造影剤は腸で水分を吸収するため徐々に固まっていきます。なるべく早く排泄させるために、以下の点にご注意ください。

●受け取った下剤は必ず指示どおりに、食事をする前になるべく多くの水で服用してください。また、造影剤が排泄されるまでは水分を多く摂るようこころがけ、お腹を優しくマッサージしたり、なるべく歩いたりして便通を促すようにして下さい。

●特に夏場は発汗により造影剤が固化しやすくなりますので、水分を多く摂るようこころがけてください。

●検査後はしばらく排便の状況をよく確認していただき、白い便(造影剤)が排泄されない場合や持続する便秘、嘔吐、吐き気、腹痛、腹部膨満感(お腹の張り)などの症状が現れた場合は、早急に当院もしくは最寄りの医療機関を受診してください。
◎胃部レントゲン検査の結果が「要精密検査」であった方は、放置せずに、できるだけ早い時期に医療機関で精密検査(胃内視鏡検査<胃カメラ>)を受診しください。